時々新幹線に乗りますが、流れる景色を見ているといくつか気になるものというか場所があることに気付きます。
その一つが、小田原-熱海間で海側(新幹線で言えばA席側)にちらっと見える鉄橋です。小田原から熱海にかけてはトンネルが多く、トンネルから出たほんの数秒だけ見える鉄橋。いかにもっぽい鉄橋でいつも気になっていました。後から調べてみると東海道線の白糸川橋梁というらしいですね。今回、天気が良かったこともあり、直前で写真を撮ってみようとふと思い立ちました。
狙うはトンネルから出たほんの数秒であることと、付近はトンネルが多いのでスマートフォンのマップも不確かで今いる走行位置の場所がわかりにくいということでなかなかの難易度です。次にトンネルから出たときかなと構えつつ、いくつかのトンネルを過ぎていく感じです。そしてついに気になる鉄橋が出てくる訳ですが、数秒の間に何回もシャッターチャンスはないだろうと想定していましたので動画で撮影しました。
この作戦は非常に有効でした。時速200kmを超えるスピードで、トンネルを出た数秒しかチャンスがありませんので。静止画だとスマートフォンのカメラでどこまで撮れるかは疑問ですからね。これ、以前に使っていた一眼レフであればおそらく問題なく撮ることができたと思います。感覚的に。スマートフォンのカメラは概ねオートで設定してくれますのでシャッタースピードが遅い時がありますからね。あれっと思っている間に通り過ぎてしまう可能性も十分にありますし。しかし、カメラ好きな私としては、動画で撮っておいて後で好きな場面で切り取るというのは邪道なような気もしたのですが、今は一眼レフもありませんので、この方法でいくしかないと変に言い訳しながらの撮影です。
数秒で通り過ぎてしまいますので構図云々と考えている暇はありませんでしたが、なんとか撮ることはできました。鉄橋ってその鉄橋を通る電車に乗っていては撮れませんからね。難しいところで。どうしてもきちんと撮りたければその場所に行くのが良いですね。撮影ポイントって結構情報が出ていたりしますから。とは言え、そこまでの写真家でもありませんし、一旦は手軽に満足できる範囲でやっていきたいと思います。
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